災害からの復興・海外と国内

日 時 平成25年3月24日(日)
場 所 大手前大学
講 師 タニック・チャリット氏(タイ国):海外
講 師 山本 誠氏(兵庫県から支援):国内
 2011年の災害で大きいものは、①東日本大震災、②カトリーヌ
(米国)、③タイ大洪水(タイ国)で、その③について伺いました。
 タイの大洪水はタイ史上最大の洪水で、死者は600人にものぼり
波の高さは10mを超えて、アユタヤの遺跡も被害にあった由。
 政府は「被害の調査」「被害地の清掃」「被害の記録」「遺跡等の復興」等に全力をあげているそうです。

国内では東日本大震災から福島県の埋蔵文化財保護について
兵庫県から派遣されて業務に従事されている職員のお話でした。
 復興事業は「原発事故関連」「公共事業」「民間事業」等があり
ますが、今回は特に市営住宅予定地にある『桜田Ⅳ遺跡』の紹介
でした。
 この遺跡は「続日本紀」によると、奈良時代の駅舎(道の駅)の
跡であることが航空写真によって判明し、これの保護について
町長の理解を得られた貴重な体験談を聞くことが出来ました。