【代表者】市嶋 弘昭

【活動場所】篠山市内

【会員数】24名(篠山市の定数を満たしており欠員はなし)

【活動目的等】
 保護司は、社会奉仕の精神を持って、犯罪や非行をした人たちの改善更生を助けるとともに、犯罪や非行の予防を図り、個人や公共の福祉に寄与することをその使命としており、現在、全国で約5万人の保護司が、それぞれの地域において職務に取り組んでおります。
 我が国の更生保護制度は、民間の人たちが始めた慈善事業がその源流となっており、その精神は現在の保護司制度にも脈々と受け継がれています。 保護司は、法務大臣から委嘱を受けており、身分上は非常勤の国家公務員とされておりますが、給与は支給されない、実質的には民間のボランティアであり、この点に我が国の更生保護制度の特徴があるといえます。
 近年、我が国においては、犯罪や非行の減少傾向がみられますが、依然として高水準にあり、また一度犯罪や非行をした者が再び同じことを繰り返す再犯・再非行が大きな問題となっております。
 このような時、我々保護司に課せられた使命と責任の大きさは、自ずと従前よりも増しているように思います。
 また、かつて非行や犯罪を抑止するとともに、非行少年や罪を犯した人の更生の場としても機能していた地域社会は、その基盤が失われつつあります。このような厳しい諸情勢の中で、どのように保護司活動を充実させていくのかが、今後の大きな課題となっております。
 犯罪や非行をした人たちの更生と、犯罪・非行の防止は、それぞれの地域に住む多くの方のご理解とご協力なしには実現されません。どうぞ皆様の保護司活動へのご理解とご協力をお願いいたします。
 全国保護司連盟 理事長 谷川 和穂
 (全国保護司連盟のホームページ(こちら)より)

【活動内容】
 個々の保護観察に関しては守秘義務の関係上、公開できませんが、専門知識習得のための研修会を年間6回程度実施
 犯罪予防活動としては、『社会を明るくする運動』(7月が強調月間)を更生保護女性会等の関係団体とともに実施し、デカンショ祭に街頭啓発活動を行っています。さらに、社会を明るくする運動に関する小・中学生の作文募集を行っています。
 また、公開ケース研究会の開催や、各種団体等からの要請・要望により、啓発DVD・ビデオの貸し出し、講演などを行っています。

【その他】
 保護司(こちら)、更生保護制度(こちら)については、インターネットで「法務省保護局」および、「全国保護司連盟」で検索してください。詳しい説明があります。

主な関係法令
・更生保護法(平成19年法律第88号)
・保護司法(昭和25年法律第204号)
・更生保護法施行令(平成20年政令第145号)
・保護区及び保護区ごとの保護司の定数に関する規則(昭和48年法務省令第22号)
・保護司の選考に関する規則(平成13年法務省令第15号)

平成27年5月更新

このシンボルマークと標語は、更生保護制度50周年(平成11年)を祈念して作られたものです。
 シンボルマークは甲骨文、金文の「生」をモチーフとしたもので、樹木の芽がのびていく様を表現しています。
 シンボルマークに添えられたキャッチコピーは、「人はみな、生かされて生きてゆく。」人の生き方にかかわることは、生きる苦悩や哀しみを共にすることにほかなりません。そして、その果てにようやく発見できるもの、それは人によって‘支え、支えられる’人間の喜び。すなわち‘生かされて生きる’喜びではないでしょうか。
(更生保護制度施行50周年記念誌より)

【連絡先】
熊谷 満 ℡079-552-0850 FAX079-552-6488