宇治市の北宇治地域包括支援センターが「スリーA教室」

今日は、嬉しいニュースをお届けします。

理事長高林が続けていたスリーA方式の認知症予防ゲームが、
「宇治市健康福祉部健康増進室健康生きがい課」から認められて、
平成25年の今年度から、北宇治地域包括支援センターの事業に格上げされて、
宇治市の広報紙「宇治市政たより」に掲載されました。次のような記事です。

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■スリーA教室
「あかるく・あたまを使って・あきらめない」をテーマにした
認知症予防教室に参加しませんか。
▽とき…毎月第4木曜日午前10時半〜正午
▽ところ…小倉明星園(駐車場無し)
▽対象…市内在住の65歳以上の人
▽定員…先着40人
▽参加費…無料
□問い合わせ…北宇治地域包括支援センター(電話21−8123)

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宇治市にお住まいの65歳以上の方々に朗報です!
お誘い合わせて 小倉明星園に来てくださ〜い。

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会場となる小倉明星園は、小学校の空き教室なのです。
日本で初めて「パイロット事業」として、空き教室が老人福祉に転用された第1号です。
平成7年4月オープンし、全国から見学者が毎日絶え間無く、
横山ノック大阪府知事も訪問されたそうで、
利用者さんのスペースやお風呂場には、当時珍しい床暖房が施されたそうです。

学校で飼育している鶏が小屋から脱走した時には、
小学生のSOSに応えて、デイの職員が鶏を捕まえに走ったとか。

教室の窓が障子になっていて、腕白な小学生が先生に隠れて、
外から窓に飛びついて遊びに入ってくるなどから、
学校としても交流事業を考えるようになったそうです。

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以下、小倉明星園のホームページから

小倉明星園デイサービス最大の特徴(子どもたちとの世代間交流)

小倉明星園デイサービスセンターは全国で初めて小学校の空き教室を転用した施設であり、日常的に世代間交流がおこなわれている大変にぎやかなデイサービスセンターです。
お昼休み、小倉小学校の子どもたちが、自然にセンターに集まってきます。無邪気な笑い声がします。

 小学校の授業の一環としても交流があり、ある学年は図工の時間に、デイサービスのお年寄りの似顔絵を木版画にしてプレゼントしてくれたり、また違う学年はお手玉や、剣玉などの遊びを通してお年寄りから昔の話を聞いたりと、そのときはお年寄りが先生です。

 また、すぐ隣には保育園があり、そこの園児との交流も行っています。デイサービスの敷地には菜園があり、そこでサツマイモの苗をお年寄りと子どもたちが植えます.秋には大きく育ったお芋をいっしょに掘っておやつにして食べます。敬老の日のお祝い、雛祭りなどの行事も一緒です。

 ここには昔あった当たり前の世代間交流が自然な形で行われ、お年寄り、子ども双方にとても喜ばれています。

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昨日と今日、宇治市に関する情報でした。
 (運営委員 福井恵子)