戦国時代、『食』はひとつの武器であった

下記の記事とても興味深く読みました。
 ごいっしょにいかがですか!さすが乱世を生き抜いた武将たちですね。

武士のメシ レシピ付き

著者:永山久夫

戦国時代、『食』はひとつの武器であった

乱世を生き抜いた武将たちの長寿。なぜ!?
伊達政宗 70歳 毛利元就 75歳
徳川家康 75歳 鍋島直茂 81歳
宇喜多秀家 84歳 天海 108歳

十九武将登場!!

豆味噌で天下を取った秀吉
大豆パワーで頭脳を磨いた政宗!
利家とまつのスタミナ夫婦膳…

現代とは大きく異なる食料事情であった戦国時代、「食」はひとつの武器でした。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら天下統一を引き寄せた武将たちが、尾張・三河地方から出現したのは決して偶然ではない、と著者は断言する。

そしてまた健康・長寿にも効果的だった武将の食事。上杉謙信、武田信玄、前田利家、毛利元就、明智光秀、石田三成、加藤清正、高山右近、天海など、戦国時代を彩った漢たちの食卓をあざやかに再現します。

改題・再編集して、2013年03月15日に書籍『武将メシ』を発売しました。

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目次
前書き

“食”でも登りつめた男
 豊臣秀吉 上 豆味噌の握り飯
 豊臣秀吉 下 太閤スープと焼き味噌

名だたる猛将は、時代のグルメ
 前田利家 スタミナ夫婦膳
 加藤清正 黒米(玄米)めし
 黒田長政 鯛のなます

短命! 戦塵に消えた武将たち

 上杉謙信 兵糧丸と芋の茎縄
 武田信玄 甲斐のほうとう鍋
 織田信長 あわびとやきとりの田舎膳
 …ほか

七十年以上時代を生き抜いた武将たち
 徳川家康 上 麦めし
 徳川家康 下 鯛の天ぷらと浜納豆

永山 久夫 (ながやま ひさお) プロフィール

食文化史研究家。西武文理大学客員教授。1934年福島県生まれ。古代から明治時代までの食事復元研究の第一人者。長寿食や健康食の研究のほか、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』、『春日局』等では当時の食膳の再現・時代考証も手がけた。主な著書に『イラスト版 たべもの日本史』『たべもの戦国史』(河出書房新社)、『和食の起源』(青春出版社)、『江戸めしのスゝメ』(メディアファクトリー)、『戦国の食術』(学研パブリッシング)等多数。

http://100sai.jp/