第24回 福沢諭吉(1834〜1901)

第24回 福沢諭吉(1834〜1901)

http://www.kirinholdings.co.jp/csr/food-life/column/foodculture/24.htmlから引用させていただいています。

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パンやオムレツ、ステーキなど、現代の日本人には馴染みの深い洋食。

これらは、明治の世になり、政府によって積極的に欧米諸国の文化や物品が導入されたことをきっかけに、徐々に普及していったといわれている。 

その際、洋食の普及に大いに貢献したのが、福沢諭吉(1834〜1901)である。
慶應義塾を創設し、国家や教育の在り方について論じた『学問のすゝめ』の著者としても知られる彼は、自身もまた大の洋食好きであった。 

とくに牛肉食に関しては、明治維新の以前から着目し、広く人に勧めていたという諭吉。

今回は、明治期の食文化に大きな影響を与えた思想家の生涯とともに、日本人の食の変化について見ていきたい。