初めて菊炭クラブのブログを誕生させます。

昨年の10月に、市民事務局川西の「つながりカフェ」で”菊炭”なるものと始めて出会いました。
それは、茶道の炭として有名な「菊炭」を加工し、インテリアとして新たな側面を展開されているグループの存在でした。
早速、加工処である「植杉宅」に参加しました。
部屋には炭火がいこり、かぐわしい香りとほんのりした温かさが漂います。
一瞬にして体はリラックスムードへ。
しっとりした炭の黒さ、つややかな炭の切り口、手に優しい感触…”さーて、どんなものが作れるかしら!!”

2008・3・7

「菊炭クラブ」の「宝菊窯」が、宝塚市下佐曽利にあります。

今年初めての窯焼きとのことで参加しました。

窯の横にはクヌギはもちろんのこと、カシ、ナラ、クリと言った雑木などがどっさり積まれています。

人1人が背をかがめてやっと入れる窯の入口から、どんどん木が入れられます。

私はもちろん初体験で、早速窯の中に入れていただきました。

窯の中は、高さ1、5m程でドームになっており、85cmに切られた木々が次々とぎっしり立てて並べられていきます。
中は入口からの光のみで薄暗く、真剣な作業を見守る私は、なんとなく荘厳な気分になりました。
「菊炭クラブ」の師匠である「今村さん」が慎重に木を立てていき、もう1人の私にとっては大先輩の男性が補助をされ、そのまた補助を少し私もさせていただきました。

とっても貴重な体験でした。

そして、ぎっしり窯の中は詰められ、二重の扉がレンガや石で封印されました。

そばの切通しから取ってきた粘土質の土を水で溶き、レンガや石の間を埋めてしまいます。

大切に大切に,木は窯の中に眠りました。

翌朝、窯に火が入れられました。窯を燃やすこと約8時間、どんな美人の菊炭にご対面できるのか楽しみです。

突然始まった「菊炭クラブ」のブログですが、今後少しずつ各メンバーのメッセージがつづられていきます。

もっと詳しい炭の話、里山を含む自然の話、もちろん加工処の新製品の紹介、イベントのお知らせ、そして私もまだまだ菊炭との新たなご対面に伴う驚きの数々を皆様にお伝えできればと思います。

お た の し み に(%ひよこ%)