3月8日(土)、インドネシア、ジョグジャカルタ出身のカエル・ニサさんをお招きし、24名の参加のもとに、まちかど土曜ブランチを開催しました。
街角ブランチは、留学生を招いて、母国の街や住まいについて語ってもらい、軽食をいただきながら交流する大好評のイベントです。
ニサさんは、スライドを用いながら、まずインドネシアの島々、言葉、自然と文化、食べ物、部族ごとの家と文化、イスラム教の影響など、他民族・多文化のインドネシアの国を紹介してくれました。
ついで、歴史豊かなジョグジャカルタの街、住まいと暮らしについて話してくれました。
山の方角が神聖であり、海の方角が汚れているという世界観・宗教観があり、また人々は礼拝のために朝5時に起き、学校や職場は7時に始まり、夜はゆっくり家族で団らんするなどの興味深い話がありました。
また、イスラムの影響もあって人間関係やコミュニケーションが重視されること、客を迎えての歓談やパーティのためにゲストルームが欠かせないこと、三世代居住が一般的であり、子どもが高齢期の親の面倒を見ること、医療保険や年金などの社会保障制度はないことから、病気などで生活に困ったときは近隣で助け合うなどの話も印象的でした。
昼には、インドネシアに因んで、街角広場の皆さん手づくりの“ナシゴレン(焼きめし)”、デザートには、谷口さんがつくってくださったチョコレートケーキをいただきました。
苦労してスライドを作成し、楽しい話題を提供してくれたニサさん、ありがとう!