らくを利用してくださる利用者さんに一言
人の気にしている事をズバット言わないで欲しいのです。

女性にとって頭の毛がやせて地肌が見えなくても
髪質が細くなって行くと、地肌が見えていないかと
凄く気に成るもんなんです。

それを、冗談にしても「天はげ」て言われたら、
心は凄く傷ついているんです。
それを、一回だったら、まだ許せる、
でも、私の顔を見たら、「天はげ」って言われると
「なっぐたろか」て思うくらいはらが立ってくる。
「自分もはげてるん違うの」って言いたいけど
言い返すと、同じレベルの質に成るので、
グット我慢している。
どうして、日本の男性ってデリカシーに
欠けているの。
私は、男性嫌いだからこんな気持ちに成るのかも知れないけど、悔しい
そんな事で腹を立てていたら
「なんて暇人」って思われるかも知れないけど嫌なんです。

なにを隠そう、私の父も私の子供の時から、
髪の毛が薄くなり始め、良く父の後ろから
「朧月夜」の歌、菜の花畑に入日薄れって、
歌った記憶がある、でも父は
いっこも怒りしなかった。
その代わり、毎朝「髪の素」を頭に振りかけ、
頭を、パチパチ叩いていたのを思い出す、
何年かして、功をなして毛が生えてきたような気がする。

今日は父誕生日、生きていたら今年で91歳の誕生日を
祝っていたのかもしれない、父が元気なときは、
父も厳しさに良く反発もしました。
いなくなって、もう20年が経つと懐かしい思い出だけが
蘇って来る。
こうして、年寄りと格闘している私をどう感じて
くれているだろうかと、生前から、「年寄りには、
親切にし、粗末にしたらあかんねんで、
解るか、キッ子って」良く言われた言葉を
思いだす。
事務所の壁に父の写真を掲げている。
頑張っている私をいつも見ていて欲しいから、
偉大な業績を残した、父の跡に続きたい
想いで頑張っています。