音楽クラス 近況

8月にドイツへ研修に行ってからあっという間に2学期も終わり、
新しい年に入りました。ずい分長く記事をお休みしてしまってすみません。今年は心を入れ替えて書いていきたいと思います。
 2学期から、音楽クラスのない週にも笛を持ってきてもらって、造形クラスの始まる前に少しだけ吹いてもらっています。2週間に1度でも笛に息(=いのち)を吹き込んであげると、笛がより子どもに馴染んできます。このペンタの笛は子どもに近い楽器なのでしょう、不思議とみんな大好きです。でも家でなかなか取り出して吹くこともないでしょうから是非毎回忘れずに持って来てください。但し
造形のクラスに遅れないように時間は守ってくださいね。9時15分から30分までです。
 さて、12月のりんごろうそくの日に小さな発表会をしました。全てのろうそくに火がともり、暖かい雰囲気の中、3,4年生のフィンガーシンバルの音で始まりです。1,2年生がトーンバーを1音ずつ響かせ、響きの空間を創ります。それから笛で「かりかりわたれ」を
吹きました。2学期からペンタを始めた1年生は最初の「かりかりわたれ」と最後の「なかよくわたれ」のところを吹き、2年生は全部の歌を通して吹きました。1年生でも吹ける子もいたのですが、本番になると吹かなかったりして。すき間風がないようにして、笛が喜ぶ音で吹きました。3,4年生は「天使さま」です。堂々ときれいに歌うように吹いてくれて、さすが3,4年生と感心しました。お母さんたちが用意してくれたお揃いの白いシルクのスカーフを巻き、普段とは違う雰囲気の中みんなに聞いてもらうのは、たとえ短い時間であっても子どもにとっては大きな体験になるでしょう。また幼児さんたちにはあこがれになるでしょう。1年に1度のこの発表の場は
これからも続けていけたらと思います。
 今年もよろしくお願いします。 (中務 理美)