第17回 FCCサロン 土木技術者の気概とグローカリゼーション

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土木技術者の気概とグローカリゼーション

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タグ:土木技術者

[話題提供] : 川村 健一 (広島経済大学教授 サスティナブル・コミュニティ研究所長)
[コーディネーター]: 大阪大学大学院工学研究科 助教授 松村暢彦
[日時] : 平成19年1月9日(火)18:30〜20:00
[場所] : 梅田茶屋町アプローズタワー 13F会議室8
[参加費] : 無料

【企画の趣旨】
今年度の土木学会全国大会のテーマは、「土木のグローカリゼーション〜世界市民に
なろう〜」でした。グローカリゼーションとは、グローバリゼーションとローカリゼーションを
組み合わせた言葉で、「ローカル性を活かした活動を行い、それをグローバルに
発信する」ことを意味しています。

しかし「土木のグローカリゼーション」とは何か? 地域のローカルアイデンティティを
踏まえた技術支援、人的交流、教育・・・。とはいっても、土木技術者として、
個人として、何ができるのか? あるいは、どうすればいいのか?

FCCでは、このような問題意識から、8月4日には第15回FCCサロン
「土木のグローカリゼーションって何?」を、9月22日には、立命館大学での全国大会に
おいて、FCCフォーラム「グローカリゼーションってどうすればいいの?」を
開催しました。

このフォーラムでは、様々なパネリストの方々をお招きし、
「土木のグローカリゼーション」に関して、日本の我々が知り得ない海外の現実、
その中で実践してこられたこと、今考えておられることなどを自由にお話しいただくとともに、
参加者を交え、フリーに議論しました。その結果、単に現地へ完成品を渡すのではなく、
地域に合った導入プロセスや現地での維持管理が重要であること、貧困層の存在、
戦争をやめ平和の配当を開発にまわすこと、社会学・人類学的な視点の重要性、
土木技術は人と人の関わりが重要であること、情報を共有するプラットホームの
必要性等、様々な問題提起がなされました。

しかし、これらはとても、1時間半のフォーラムで議論し尽せるような問題では
ありません。内容豊富にもかかわらず時間不足の感があったフォーラムの議論を
さらに発展させるべく、FCCでは、第17回FCCサロン「土木技術者の気概と
グローカリゼーション」を企画しました。

【当日の内容】
参加者数: 20名
当日の内容はPDFで参照出来ます。