「髪のトラブルの原因のほとんどは、シャンプーの仕方で解決できます。

頭髪や頭皮のよごれ、正しいシャンプーとは!
四季を通してふだんの生活で頭髪や頭皮は
ほこり、あぶらや汗、フケなどでよごれてしいます。
シャンプーで洗いたいのは髪より地肌です。
正しいシャンプーのしかたで、大きく差が出ます。

「髪のトラブルの原因のほとんどは、シャンプーの仕方で解決できます。
私のこれまでの経験でお話します。

テレビコマーシャルのシャンプーはブリーチ、カラーをして痛んだ髪用です。
高齢者や薄毛でお悩みの方は
植物系のシャンプーを選び、これを水で2〜3倍に希釈して使ってください。
市販のシャンプーは刺激が強すぎるのです。

まずシャワーで十分洗い流します
熱いシャワーは気持ちよくても,厳禁です。枝毛のもとです。

予備洗いすると髪がまんべんなく濡れ、シャンプーの泡立ちも良くなります。
爪でゴシゴシこすったりしないように。
濡れ髪全体ににシャンプーをつけたら、時間をかけて洗髪は指の腹で、頭皮を指の腹でマッサージするようにしてよく泡立てて洗います。
地肌をよく擦って汚れをとります。
シャンプー剤はマッサージをスムーズにするものと考えてください。

洗髪時にキメ細かな泡が充分に立たない時は、シャンプーを追加しましょう。
髪の汚れは比較的簡単に落ちますが、地肌の汚れは油分なのでしつこく残ります。

シャンプーが泡立ちにくい時は、地肌が汚れている証拠ですので、二度洗いします。
このときのシャンプーの量は、1回目の約半分です。

一番重要なのは

すすぎ残しがないようにシャワーでていねいに流すことです。地肌にシャンプー剤が残ると、トラブルの原因になります。
トラブルとは痒み、ふけ、湿疹のことです。
髪の先を手で持って地肌で叩くようにしながら、よーくすすぎます。ほとんどの人がすすぎが足りないために、髪に負担をかけています。普段の倍くらいの時間をかけて、完璧にすすいでください。

すすぎをしっかりしていれば、リンスもコンディショナーも毎日する必要はありません。(ブリーチ、カラーをしていない場合)
もしリンスやコンディショナーを使う場合には、毛先からつけてください。地肌には不要です。このことは皆さん意外と知りません。全体になじませたら、またよくこれもしっかり流してください。

リンスやコンディショナーを頭皮や髪に残しておいた方が髪によいと勘違いしている人がいますが、それは間違いです。シャンプーをした次の日、頭がかゆいと言う人は以上の事を実行してみて下さい。

ぬれた髪の毛は傷みやすいので毛先はタオルでおさえるように!
やさしく扱ってください。

ドライヤーはなるべく髪から25センチくらい離して使用して下さい!

また、髪を洗いすぎると抜け毛のもと、という説がありますが、逆に髪を不潔にしていると抜け毛になりやすいのです。
特に男性
一日一度はシャンプーしましょう。」

つづく
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