10日のゆうきはかなり機嫌がよかった。
ずっとにこにこしていた。
今、2つの絵をかけもちで描いている。
例の糸巻きシリーズと、レトロラジオである。
ゆうきが使っている和紙は、
長堀の丸山雄進堂という、
こだわりの国産和紙を扱っている
老舗の筆屋のものだ。
土が漉きこんであったり、
色合い・風合いともにうつくしい紙である。
水気をよく吸うので、ゆうきが筆をおいても
すぐにしみこんでしまう。
そこでゆうきが今回編み出したのがこの技。
“サッサカ塗り”。(写真グレーの部分)
シャカシャカーと筆を動かす。
う〜ん、今までにない表現になった。
相変わらず、臨機応変なゆうき。