昨日の田植えの時に、他のフリースクールの団体さんも来られていて、次のようなことを聞きました。柔道において初心者はまず、受け身から練習をします。受け身とは、投げられた時に怪我をしないように転ける技で、ちなみに試合で受け身をとると、投げられたということで負けになります。つまり、柔道は負ける練習から始めるということです。そんなスポーツはなかなかないのではないでしょうか。
受け身の練習(負ける練習)をすることで、転んだ時に大けがをしなくなり、そこから立ち上がることができます。しかし、負ける練習をしないまま転んでしまえば、なかなか立ち上がることはできません。大けがをして立ち上がれない可能性も十分にあります。七転八倒の寮生に、転ばぬ先の杖を与えるのではなく、NOLAで転ぶ練習を経て七転八起へと導きたいです。