昨晩のミーティングで、もっと力を抜いて気負わず、ありのままで生活していいよと言われました。僕は寮生に何か指導しなければと思っており、ここでは指導者を演じています。しかしそうではなく、ただのお兄ちゃん役でいいと言われました。
どうも子どもや寮生と接する時、教師や指導者の仮面をかぶり、自分を演じていたように思います。学校ではそれでいいのかもしれません。教師は児童にとって不思議な存在でいるべきだとも言われたことがありました。しかしここでは24時間共に生活するので、そんなことをしていては身が持たず潰れてしまう、実際そのようなボランティアが多いと言われました。ですから、本当にありのままでお兄ちゃんとして、ここでは自分の好きなことをして生活しておけばいいと言われました。
確かに寮生と共に成長しようと考えるのならば、お兄ちゃん役がいいのかもしれません。仮面をかぶり、指導しようとしている間は、共に成長などできず、自分の自己満足で終わってしまいそうです。では教師も同じでしょうか。。。
ただ、ありのままで生活することは、大変勇気が必要です。自分の欠点も見せなければならないからです。しかし僕は、それを必死で隠そうとしているのが自分でも分かります。寮生に弱みを見せないでおこうと強がっているのです。自分の弱さを見せるのが怖いのです。やはり自分の弱さをまだ認められていないんです。
自分の弱さを認めることは簡単ではありません。23年間生きてきて初めてする作業です。それで簡単に認められたら、こだわりを捨てられたら苦労しないと思います。僕はまだ一ヶ月半しか経っておらず、急にできるはずがないです。開き直りではなく、あまり何でもかんでもすぐに結果を求めてもすぐにはでません。逆にそのプレッシャーで潰れてしまうのではなく、僕らしくマイペースに気負わず生きていきたいです。