「みれん歴史歩こう会」が、半年に一度(今回は、5月21日)
歴史上”みれんの残る人”を取上げて、公開講座を開いている。
今回の主役は、安土桃山時代の武将で、茶人でもある「古田
織部」であった。
織部は、信長・秀吉・家康と時の権力者に仕え、激動の時代
を乗り切った人であったが、最後の最後は、権力の狭間から
抜け出し、美に殉じた茶人で、現代人の我々にもどこか共感の
出来る人物に思えた。
内通者の汚名を甘んじて受け、茶道を通じて、今に”わび”の
精神を残してくれたことに、一抹の”もののあわれ”を感じた
2時間でもあった。