皆さんに感化されて読み始めた宇沢弘文さんの著作,一息つきました.読んだ本はみんな岩波新書で,「社会的共通資本」にはじまり,地球温暖化を考える,日本の教育を考える,自動車の社会的費用,経済学の考え方,そして「成田」とは何か,です.
どの本も非常に考えさせられる内容でとても良い勉強になりました.宇沢先生が語るこれらの書物には,その基底に,すべてのひとびとがいろいろな意味で「よく」生きる,そのことの大切さと難しさが脈々と主張されているように感じました.
このことはまさに,私たちがいろいろな社会基盤の整備や地域づくりなどを支援する上で,心の中にどっしりと根づいている「こころね」の部分と同じですよね.だから,それを具現化する制度としての「社会的共通資本」の考え方に,自然と引き寄せられたのだと思います.(ちょっと感想を省略しすぎてますネ...)
(%ニコ男%)