ミスチルとコブクロとスキマスイッチ

何となく、ふとした時に、口ずさんでいる歌が、この三組のうちの一曲だったりします。
三組ともすごく売れたし、超有名ですよね。
 
余り激しいテンポの曲調ではなく、メロディアスで、でも90年代以降に出てきたバンドだよなあーって感じの歌。

影響を受けたミュージシャンはビートルズであったり、サイモン&ガーファンクル、エルトン・ジョン、カーペンターズ、チューリップ、ボウイー、尾崎豊かも知れない。

でも、彼らは自分の中で出来ている、彼ら独特のメロディであり、曲調が確立されていると思います。

そしてすたれない音楽だとも思う。一時期の流行では終わらないと思う。
これからもずっとカラオケで歌われそうな気がします。

それぞれにカラーがあって、最近では、何かのキャンペーンで曲作りがされることも多くて、そのテーマに沿った作り方をするのだろうけれど、その中でも、自分たちの持つカラーに沿って作っている感じがします。

いろいろと変化してみたいっていう欲求もきっと持っていると思います。
けど、やっぱり自分たちの本質というか、これなんだっていうもの。
それは、なかなか変えづらいんだろうなあと思います。

だから、かえって、何かテーマがあって、それに合わせて曲作りをしたほうが、それぞれのフォーマットに合わせて作ってみる—何を作ってもいい自由さも面白いのだろうけれど、制限された中でのクリエイトも面白いよって、彼らは音楽フリークに言っているような感じを僕は受けたりします。

もちろん、どう思って曲作りをしているかなんてわかるわけがないし、答えたくない繊細な部分なのかもしれないけど。

制限された中での自由さ。それを楽しむことが出来たら、人生ってすごく面白いものになると、松尾は思います。
松尾の場合、必ず何時でも、どちらかが欠けていたりするから。

人間って、どこに住んでいる人でも、秩序を求めるというか、無秩序状態を経験しても、やはり長続きしないというか。

法律・モラル・権利…全て秩序があると思います。
まったくのフリーって、あったとしてもしんどくなると思う。

その境目ってどうなのと言われたら、場所、時、その人たちなどケースによるから、断言なんて出来るわけがないのだけど…

ミスチルもコブクロもスキマスイッチも、秩序のあるいい音楽を作っていると思います。
 
時々、いろいろな場面で、「何でもあり」という状況があったりするけど、それを見てしまうとやっぱりしばらくの間はしんどくなりますね。

そんな時は、彼らの曲を聴いて、癒されたくなるのでしょうね。

それでは、松尾でした。