今回も枚方市の東部地区、穂谷です。

なんでも昔は「枚方のチベット」と呼ばれるくらい、不便な地域だったそうですが、関西外国語大学も移転してきてバスも随分便利になりました。

ただ、いまだに昔の面影を残すような風景にもであえます。
これは、穂谷の自然農園の近くにある竹林です。
急坂で、雨上がりなど地面がしめっていると葉っぱで「すってんころりん」転んでしまいそうになります。でもふと視線を上にあげると、竹藪の向こうに明るい世界がみえて、
「きっと30年前もこんな風景だったんだろうな」
と勝手に想像したりします。
以前、鎌倉の切り通しをあるいていたときの風景とシンクロしたりします(あまり似ていませんかねぇ)

子どもの頃から、
「10年前にはこの場所はどんな人が遊んでいたんだろう」
とか
「20年先にはここはどんな人が住んでいるんだろう」
とか想像するのが好きでした。

穂谷は、ふと忘れかけていた風景とそのころの気持ちにであえる場所でもありますね。
(N・M)