明日から「職人の技-日本刀の美」

千年経っても磨けば輝き、しなって折れず、見て美しい日本刀の美・・・刀は日本の職人の技術を凝縮しかつ、見るものを魅了して来ました。

工芸館では秋季特別展で刀剣展を明日から開催します。日本の名刀、播磨の名刀、日本刀のできるまでを3部屋に分けて展示します。

国宝の半分は備前刀といわれるほど名刀を生み出した岡山の長船・・今回はそれを中心に鎌倉時代の太刀から地元の刀工の制作した現代刀まで40件の作品でたどります。

さて、今回の見ものは刀に触れるコーナーです。見るだけでもなかなかチャンスがないのですが、何とか重さだけでも体験していただこうと写真のような箱を作りました。丸い穴から手を入れて握ったり持ち上げたりできます。

おまけに千草で採れた刀の原料となる砂鉄を展示し、これも触っていただけます。体で展示をお楽しみください。

*刀工さんの講演会は4日1時半と3時、これにもぜひお出かけください。

展示室の入り口です。お城の石垣と白壁を写真に撮って入り口にしました。お城に入っていくような仕掛けにしてみました。