松尾湿原の植生調査と保全活動

・期 日;2008年10月11日
・参加者;政元、公文、小宮、森川、福本、豊買、川本、山本智
・講 師;福井先生
 
 右の写真は、私達の活動に併せて、宝塚市主催の「環境学習リーダー養成講座」の科目として松尾湿原の保全活動体験に参加された方がたと、私達のメンバーの集合写真です。(写真をクリックすると拡大されます)

 前夜から降っていた雨も宝塚駅を出発時には上がり、湿原にはノアザミ、サワギキョウ、リンドウなどが咲き、赤とんぼが帽子や座っているベンチにも止まりに来てくれ、秋の深まりを感じました。
 まず、福井先生とともにNO.3とNO.4のモニタリング区枠の調査をしました。1㎡枠内に一見して私達では見つけられない多くの植物を見つけて、それぞれの種が枠内の何%を占めるかを「3パーセントくらいかな?」いや、「5パーセントあるよ」などと言いながら調査票を完成させました。

右の写真がモニタリング作業風景です。

又、湿原に咲き誇っているコマツカサススキ、ヌマガヤ、サワギキョウの花の数を調査し用意している地図上に記録しました。
 青大将の脱皮した抜け殻を見つけたり、ナツハゼの実を試食したり・・・チョッピリ子供の頃に返ったような笑顔も・・・・・。

 今年はドングリの実が少なく、山の動物達の事が心配です。
次回の活動日(10月25日)にはヤマラッキョウが咲いていたり、紅葉も始まっているかも・・・楽しみです。皆さん本当にお疲れ様でした。

 補足;午後からは少年の家の食堂において、環境学習リーダー入門講座受講生を対象に20分間程度パワーポイントにより松尾湿原の私たちの活動内容を紹介しました。
 次に、松尾湿原まで移動し、現地の湿原を見学して頂き、作業の実体験として斜面の常緑樹を実際にのこぎりを用いて伐採し、持ち運びできるように切って、軽トラックに積み込める場所まで運んで頂きました。

右の写真;リーダー入門講座受講生の作業体験風景

右の写真;リーダー入門講座受講生の作業体験風景