裏山の野鳥・昆虫シリーズ 「ハチクマの渡り」 その2

(%晴れ%)(%晴れ%) ハチクマ幼鳥。
 ハチクマは色彩変異がとても多くそれを観察していても興味深いです。一般的には3つに分けていますがあくまで便宜上で実際は厳密には分けられません。
淡色型:胸、腹、翼の下(下雨覆)などが白、もしくは淡色系。

(%晴れ%)(%晴れ%) ハチクマ幼鳥。
 中間型:胸、腹、翼の下が薄茶色や灰色、縦筋が入っているものなど。

(%晴れ%)(%晴れ%) 暗色型:胸、腹、翼の下が茶色、黒褐色など濃い暗い色のもの。実際はこれらの間の色彩のものも多く、遺伝的な解明もされていないと思います。

(%晴れ%)(%晴れ%) ハチクマ幼鳥の背面。
 ハチクマ幼鳥の背面は茶褐色にところどころ白っぽい羽や縁取りがベージュの羽が見られます。これは一般にタカの仲間の幼鳥の特徴です。成鳥はもっとシンプルな茶色です。

(%晴れ%)(%晴れ%) ハチクマのタカ柱。
 ハチクマはサシバほど大きな数のタカ柱は見られません。大抵はサシバのタカ柱に混じる事が多いです。ねぐら立ちやたまにハチクマだけの群れが低高度で到着した時にタカ柱が出来ます。ただハチクマの大きな渡りは天気が下り坂になる前が多く曇り空で見られる事が多いです。