［仁川まち協］癒しのフォト vol.00023

　西宮市の百合野町にある「地すべり資料館」の横手にあるユリの会の「リンゴ園の光景」写真の掲載です。

　阪神大地震で、兵庫県の貯水池の造成工事に隣接する斜面が地すべりを起こし、数軒の民家を土砂が埋め尽くし多くの尊い命が一瞬にして奪われた恐ろしい惨事を、我々はまだ忘れることは出来ません。

　現在は地すべりの跡地も完全に復旧されましたが、殺伐とした土盛りの大部分を利用して、亡くなられた方々に対する鎮魂の願いも込め、ユリの会が地域のボランタリー活動によって様々な植樹をし、季節の花を植え、豊かな景観を作り上げることに努めておられます。土地の提供をはじめとする、国や県の支援も続いています。

　一環の活動として「リンゴ園」の育成があります。３年前からリンゴの苗の植樹が始まり、昨年にも追加の植樹があり素晴らしい眺めになってきました。

　私は昨年から、西宮市の住民ではないのですが特別に１区画のオーナーにして貰い、周辺の植樹などの共同作業にも時々参加しています。直径２センチ、長さ８０センチくらいの長野のリンゴ園から寄贈された苗が、立派に育ってきました。二年生の中では一番立派に育っているのではと眺めています。

　３年目の樹には今年初めて実が付き、実が赤く色づき始めたものもあります。三枚の写真でいまの光景をご覧頂きたいと思います。

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　（右上の写真も、クリックすることで拡大がなされます。）

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