松尾湿原の植物調査と保全活動

・期 日: 平成20年10月25日(土)
・参加者: 小川、川本、東田、大下、西川、山本(智)、山崎、小宮、 森さん(一般参加)

イチョウの葉が黄づき、もみじも紅葉をはじめた、まさに秋の自然の中で楽しく作業を開始しました。
 はじめに、福井先生の協力で作り直した松尾湿原に生育している64種類の植物一覧表を全員で確認しました。
 いつも当たり前のように目にしているオオミズゴケが、レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されていることに驚き、本日の調査に加えました。
(15箇所で確認できました。−昨年7月の調査では13箇所)
湿原内には心待ちにしていた可憐な赤紫色のヤマラッキョウが咲き、キセルアザミも
まだ頑張って咲いていました。
 オオミズゴケ、ヤマラッキョウ、リンドウ、センブリ、アキノキリンソウの場所、数の調査、右側斜面奥の杉の木数本の伐採、枝きりと広場への搬送、湿原廻りのひこばえ刈りを行い、午前中の作業を終えました。

写真右上;湿原周辺に咲いている植物リンドウ・センブリなどの調査風景

午後は、右側斜面の常緑樹の伐採作業と のこぎり、かま、選定鋏の手入れを行い、本日の作業を終了しました。
今日の自然の家は、大勢の子供たち、親子連れが、秋を満喫しに集まっていました。
 写真右;伐採の樹木を前に参加者集合写真

帰りは朝と同じように「自然の家」の送迎マイクロバスに乗りこみ一路阪急宝塚駅に向かいました。皆様お疲れ様でした。

追加: 川本、小川、山本(智)はこのあと三田あかしや台に行き、ホタルの講習をして頂いた山下先生に会い、ホタルの幼虫約50匹を頂き、ピカピカランドに戻って3箇所に分けて入れました。

 以上