生活大学の第3回目(平成20年11月6日
開催)は、いま世界規模で拡大する温暖化の
事案であった。
ひと昔前の環境問題といえば”公害”であり、
したがって、主として先進国が取り組んできた
が、こと”温暖化”に関しては、地球規模で考え
ねばならない問題である。
「京都議定書」から早や10年余が経過したが、各国の足並みはそろわず、先の洞爺湖サミットでも、成熟国と発展途上国との溝は完全にうまったとは言い難い。
さてそれでは、我々地域としてはどうすれば良いかということになる。
もちろん「CO2をカットする」ということであろうが、自身の家庭や居住する地区がどれだけのCO2を排出しているのかを知らなくてはどうしょうもない。
それを意識しながら『環境の価値と経済の価値を統合すること』との講師(兵庫県立大学・横山孝雄講師)の言葉が印象に残った。