神戸女学院の秋季公開講座の第2回目(平成20年11月29日開催)は、京都大学准教授・酒井 敏氏による標記セミナーであった。
太陽が約50億年前に誕生し、46億年前に火星や金星と時を同じくして地球が生まれたらしい。
当初は、地球も火星や金星とほぼ同じ状態であったと思われる由。
すなわち、表面の温度は約500℃位で、主成分は二酸化炭素が中心であったようだが、幸いなことに地球には『海』が存在していて、35億年前頃から海中の生物(ストロストライト)が、外敵から身を守る武器として酸素を作り、やがてこれが空気中に放出されて、徐々に現在のような大気になってきたとのこと。
20億年前頃からバクテリアが存在するようになり、やがて「生物」→「動物」→「人間」と進化してきた。
人間は、約4億年前に出現し、いろいろと発展しながら今日に至っている。
しかし「人間は、活動は活発になってきたが、残念ながら地球をコントロール出来るほど、まだ力はない。」という先生のお言葉が何だか不気味に聞こえたなは、小生だけだろうか。