楽しい食生活と健康

生活大学の8日目(平成20年12月11日開催)は、キューピー㈱
研究所の犬飼 進氏による標記の講座であった。
 主な内容は、①コレステロールに関すること、②メタボに関すること③カルシウムに関することであった。
 コレステロールについては、一般的には、動脈硬化の原因とされ、イメージの悪いものであるが、他方で細胞膜を作る等、身体にとってなくてはならないもとのこと。
やはり、適当に・・・ということだ。
 メタボについては、もちろん肥満のことで、太りすぎが体に危険なことは、ご承知のとおりであるが、実は痩せすぎも大変危険だとのこと。
 示されたデータをみると、どちらも「死亡危険度」が高い結果になっていた。
 一応目安として、BMI(体重÷身長÷身長:18.5〜25)の活用をとのことである。
 最後に、カルシウムについては、骨の骨格をなすもので、年をとると骨が老化するはいたしかたないが、出来るだけこれを遅らせるのに、日常からカルシウムの摂取に注力してほしいとのことで、これは食事から取るしか方法がなく、ご用意された試食品を配布しながらの解説となった。
 いづれにしても、『みんなで、楽しみながら、おいしく食べる』 ことが、健康につながるとの結論を得たしだいである。