社会貢献をテーマに、「生活者」「企業」「支援・寄付先(NPO*等)」の三者を結び付けた、それぞれの立場で協調して社会に貢献していく活動は、三者にメリットがあり、持続可能な社会作りとなる“長期にわたる、ハッピーなつながり”を築きます。
<社会貢献マーケティングのメリット>
For 生活者 : 買物したりサービスを享受しながら善行を積める、「自分らしく、できる範囲の、気軽な貢献=“プチ貢献”と命名」が継続的に行えます。活動団体発信の「NPOブログコミュニティ」を通して、地域・社会を豊かにする活動を知り、関わることができます。
For 企業 : 信頼できる寄付・支援先(NPO)と、継続的な関係を築けます。生活者の賛同を得ることで、①企業の社会貢献活動が社会的に評価され、②本業への好影響(売上や顧客の増加)が期待されます。
For 支援・寄付先(NPO等) : 信頼できる企業と、継続的な関係を築けます。企業とタイアップするおかげで、社会的知名度があがり、寄付金が入るチャンスも増えます。
三者それぞれの立場で協調して、社会に貢献していくことによって、支援・寄付先団体の目標である『社会的課題の解決』に前進できるでしょう。
「社会貢献マーケティング」は、コーズマーケティング(Cause-Related Marketing) の概念に基づいた考え方です。 “社会貢献”と言うことばは、一般の方や企業の方にも分かりやすく親しみもあるため、採用しています。
コーズマーケティング (Cause-Related Marketing) とは
「市民社会創造マーケティング」、「市民活動支援マーケティング」、「事業環境創出マーケティング」と、呼ばれます。企業が自社の財・サービスの販売を通じて、社会的大義(=Cause,コーズ)を同じくするNPO等市民活動団体の資金調達を支援するマーケティングを意味します。これにより、企業は営利事業では対応できないが、持続可能な事業にするために必要不可欠な社会環境を整備することが期待できるほか、NPOネットワークを通じたバイラルマーケティング(クチコミ)による、自社の財・サービスの促進が期待できます。1983年のアメリカン・エキスプレスの「自由の女神修復キャンペーン」が最初とされ、既に構造改革を終えた欧米で普及しているマーケティング手法です。