与論島のNPOe-○Kさんと協働でブログセミナーを開催しました。

与論島は11月から航空ダイヤが変わり、
日帰りできなくなりました。

航空便は
与論⇔沖永良部 1往復
与論⇔鹿児島 1往復
与論⇔那覇 1往復
しかなくて、全ての便の離発着が
12時から14時のお昼時に集中しています。
だから、どう工夫しても仕事して日帰りできない。
なので、久しぶりに時間に追い立てられずに
仕事しました。

与論の時間の進み方は東京などとは違うようです。
時計に追われてと言うより、自分と自然とのかかわり、
相対性の中で過ごしているようです。
自然の流れや気分などと関係なく、機械的な絶対性の
中で暮らす東京などよりもずっと理にかなっていると思います。

与論時間はのんびりしていることは、
大分や鹿児島で経験済み(笑)なんで、
ともかくとして、私のような人間が訪問しただけで
役場の人だけでなく、地元の人が飲み会に出てくださる
と言うのは素晴らしい。

画像は干潮時のみ姿を現す百合ヶ浜です。

与論では I ターンで与論にきて半年や4年目の人が
地元にすっかり溶け込んでと言うか、どでかい態度なのも
びっくり!です。

あと与論の所得は平均103万円!だそうです。
そんなに低所得だとは思えないほど、皆さん明るい。
この数字だけを見て、与論は貧しいと中央が箱物を立てたり、
要らんことすると益々悪循環になっていくのだろうな。
「儲かる/儲からない」と言う評価では与論の素晴らしさは
理解できないでしょうね。
やはり与論に来て、風や汐の香りを体感しないとね。

与論はちなみに過疎や離島などの補助政策とな無縁
だそうです。
初めて知りましたが、過疎って絶対数ではなく、減少率
なんだそうです。

でも、その与論でさえ、気候風土にあった伝統的な
家屋や農業は少なくなり、都会風の規格物の家屋になり、
農業もパーマカルチャーからサトウキビのモノカルチャー化し
観光が主要な産業になっています。
しかし、徐々に与論の気候風土にあった生活に戻そうとしている
ように思いました。

さあ、次は那覇でブログセミナーです。