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第二回の防犯マップづくりのワークショップです。
今日は第一回で勉強したことを踏まえて町の点検です。
初回の記事はこちら
まずは班分けです。
そして、前回の復習です。
犯罪がしやすい場所・条件
光 : 暗い場所
目 : 監視の目が少ない場所
音 : 静かな場所
時間 : 犯罪に時間がかからないこと
グループの名前を考えます。
あるグループは「うん○」とつけました
でも、このネーミング、後でオチが・・・
そして、リーダーやカメラ係りなど役割分担を決めます。
それぞれの班で点検する場所を決めて準備完了。
さぁ、町の点検に出発だ!
まちの点検が終わり、点検した場所を写真と地図で確認します。
今回のポイント=過去の防犯マップづくりとの違いは、
危なそうな場所、汚い場所=地域の改善すべき場所を赤色のシールで、
好きな場所、綺麗な場所、安心する場所=目指すべき姿を青色のシールで、
どちらとも言えない不思議な場所を黄色にシールで、
と色分けするところです。
おじさんとしては、あまり危険な場所を探すようなアプローチは好きではないので、
目指すべき姿に対する乖離アプローチのような方法で町を点検して、
理想的な町にするための活動を考えて、中間支援組織の支援を得て、
地域の活用可能な資源を集めてまちづくりをしていくようなアプローチが良いなぁ
と思いました。
なんとグループ名と同じ落書きが・・・
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このあたり落書きが多いのですが、
空き地や駐車場が多く、犯罪を誘発するような環境です。
今回はNTTドコモさんの協力でGPS付携帯電話を利用して
リアルタイムで点検場所を確認しました。
子どもより大人の方が喜んでいました(%笑う男%)
GPSの精度や位置確認に要する時間、また編集作業などなど
まだまだ改善すべき点が多いですが、
1)現像する時間・費用の削減
2)ワークショップ中の各グループの位置確認が可能
3)従来のワークショップでは作成したマップが十分に活用しきれていなかったのですが、
これだとWEB上に作品として保存することができますね。
アワードなんてできるかも?
など工夫次第ではNPOなどの活動基盤として使えそうです。
NPOの様々な活動の情報公開、寄付等のアカウンタビリティ、
さらに資金や労力、知識などの支援を集める基盤として活用できそうです。
システムとしては及第点ですが、活動基盤となるかどうかは
集めた画像をどのように編集して実際の活動に繋ぐ仕組みが作れるか
と言うことだろうと思います。
良い編集するためには地域で目指すべき地域像について合意していなければ
なりません。
個人的には、中間支援組織がこのようなシステムを持ち、
防犯マップ
防災マップ
子育て支援マップ
環境マップ
をそれぞれのNPO間が協力して情報を入れながら、
それぞれの活動状況を共有しながら
互いに切磋琢磨するような感じになれば良いかなぁ?
そうすれば、ワークショップを中心とした利用ではなく、
地域のNPOの活動基盤として活用しながら、
時にワークショップで活用するような感じでしょうか?
そして、中間支援組織の支援の下、
ワークショップからまた新たな活動グループが誕生するみたいな感じかなぁ・・・
さて、今までの画像でオレンジ色のすごい奴が写っていますが、今回のワークショップに応援していただいたFUKUOKAストリートホークスの若者達です。
福岡の天神地区の安全・安心を守ります。
ユニフォームも何もかも全て自費だそうです。
偉いなぁ。。。
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