今回は母乳で育児をした私の経験をお話ししたいと思います。
最初に一つ申し上げておきたいんですが、
育児は「子供の数だけ、母の数だけ、父の数だけあるもの」ですよね。
だからこれからお話しする私の体験記はあくまで一例にすぎません。
ただ、これを読むことで一人でも多くの方が少しでも何かを感じてくれたり、参考になったと思っていただけるとうれしく思います。
完全母乳で育てて色々大変でしたが、とても幸せな日々でした。
幸せだったから終えるのが怖かったのかもしれません。
でも1歳8ヶ月になった時、私たち母子のおっぱい卒業式はやってきました。
特にいつおしまいにしようと決めていたわけではありませんが、
なんとなくそろそろかなーと考え始めたのが3月中旬頃。
集中力もついてきたしおしゃべりも上手になってきた。。そうこう私が思っている気持ちが伝わったのか娘は急に夜泣きがひどくなり、
日中も何度も何度もおっぱいを欲しがりました。
夜も昼もで母、疲労がピークに達してとうとう夜中にキレちゃったんです^^;
「どうして寝てくれないの!」ってね。。。
その時思ったんです。このままじゃ、娘にもよくない。
さよならする当日の朝、たくさんたくさん飲んでもらって
これで最後のおっぱいである事を再三話しました。
一時間位飲んで離れては飲んでを繰り返した後、
娘はあっさりバイバーイと手を振りました。一方母は涙ポロポロ。。(%涙%)
娘に大丈夫?と頭を撫でられる始末。。情けない母です。。
その日何度かおっぱいは?と聞きましたが飲もうとはしませんでしたね。
おっぱいでしか寝た事のない娘はその夜から2週間、一時間泣いては一時間寝るといった繰り返しで
ちょっと大変だったけど一度もおっぱいを飲もうとしなかった娘を
私はただ見守り頑張っている我が子について行くだけでした。
卒乳して早いものでもうすぐ一年。
今振り返ると泣いたら何でもおっぱいあげてた、
っていうような母乳育児の仕方は少しだけ反省しているところもあります。
おっぱいに頼らなくなった今は
ちゃんと娘がどうして泣いているかその表情をよく見るようになったし
娘も一生懸命に言葉で伝えようとしてくれます。
母乳が絶対!母乳育児が一番!!とは私はまったく思っていません。
どれだけわが子に愛情をもって接して毎日を過ごすかが何よりも大切だと思います。
ただ、私にとって母乳育児はとてもいい思い出になりましたし、
娘にもいい時間だったと信じています。
これからおっぱいを卒業するママへ:
私たちにとってはあの時期が正解!だったと信じていますが、それぞれの母と子にきっと適正時期があると思うからママの勘を信じてその日まで思う存分母乳育児を楽しんでくださいね。きっときっといい思い出になりますよね☆
ちなみに私は産後すぐから断乳までの間、桶谷式母乳マッサージを利用していました。授乳に関する相談はもちろんですが、おっぱいの卒業まで色々と相談にのっていただきました。ご興味のある方はホームページをチェックしてみてくださいね。
(%エンピツ%)土曜日担当 増田くみ