Vol.43 7周年記念号の主な内容

次号の「百歳の肖像」は大阪に住む澤井光造さん。
和歌をたしなみ、スケッチブックを抱えて近所の公園に、
スケッチに出かける元気な方です。
「遊ぶのに忙しい」と言う茶目っ気のある美丈夫です。

今年の夏、再度、「単独無寄港世界一周」に挑戦する、
大阪のヨットマン鹿島郁夫さん(77歳)の取材も
実現しました。
孤独との心理的な戦いが成否を分けると語っておられました。
彼の笑顔も素敵です。

特別インタビューは大阪・下寺町にある大蓮寺・應典院の
若き住職、秋田光彦さん。
檀家に閉ざされてしまった仏教を、NPOとの協働で、
社会に開こうとしています。應典院を劇場型寺院に建て替え、
日本一若者が集まる寺にする事に成功しました。

・ ベルリンオリンピックのさなか、ベルリンにいて、
 日本選手団の世話をしたという芦屋の中西さん、
・ 苦楽園で「嫁さんの喜ぶ顔が見たい」一心で、
 料理の勉強に励む「男性クッキンググループ えぷろん」
・ 招待されたサンフランシスコの桜まつりに、
 戦前、日米親善を目的にアメリカの宣教師から幼稚園や小学校に贈られ、
 数奇の運命をたどった「青い眼の人形 メリー」を連れて行き、
 舞台で歌った、中国人歌手 李 広宏さんとその仲間の座談会。
・ 芦屋で歌好き人間を集めて合唱指導する
 「夢 はいたつ人」近藤かづこさん。
 9月には、県立芸術文化センターで合同発表会が
 開かれるとか。

そのほか、エッセイ、読者の声、投稿……
読み応えのある記念号に仕上がりました。
15日にはジュンク堂書店、芦屋−大利書店、宝盛館の
店頭に並ぶ予定です。