やっと、秋号の編集が終わった!

月曜日、やっと、次号のデーターを印刷屋さんに渡しました。
増ページになって2号目ですが、まだペースがつかめず、
おまけに、パソコンやプリンタやソフトが新しくなったため、使い方に慣れず、
予定より5日遅れの、データー渡しになってしまいました。
やっぱり、30日間は、データー制作に必要なようです。

さて、次号の百歳さんは、戦後すぐ夫を亡くし、女手一つで6人の子供を育ててきた、
もうすぐ、104歳になる秦 まさへさん。「この手、どんだけ働いてきたか」と言いながら、
今も、千羽鶴や針仕事に精を出す「じっとしてるのが嫌」な方です。
たくましい笑顔が素敵です。

今号の特集は、70歳過ぎの手に職を持つ男性が2人。
ピアノ、特にスタインウェイに惚れ込んだピアノ技術者、調律師のばん田耕治さんと、
和蝋燭の伝統を守る職人、「気の遠うなる作業」を続ける松本純男さんです。
70歳を過ぎた今も、精力的に仕事をしている姿と、
手についた職が語らせる話にも感動しました。やっぱり、職人さんは凄い!

そのほかには、
・ 重度の障害者の娘さんに教えられ、突き動かされて、パステル画を描き続けるみやざきひろさん。
カラーページにそのパステル画を掲載しました。

・ 明治大正知恵袋は、2人の娘さんを育て上げた後、その娘さんに勧められて、
両親のない子の里親となって、育て上げた、早川さん夫妻。

・ 「気が多くって材木屋と言われてるの」と屈託なく笑う羽島敦子さんは出会ってみると、なんと小学生時代に「忠犬ハチ公」の台字を書いた人。
これには、スタッフ全員ビックリ。

・ 『フロンティアエイジ』というフリーペーパー、ご存知ですか?
毎月1回、朝日新聞とともに届けられる、ニューシニアを対象に「元気と知的好奇心」をキーワードにした新聞です。このフリーペーパー、大手のマスメディアを卒業した人達が作った「シニアによるシニアのための新聞」です。「やるやん」とか「憂き世の秋は 尼寺へ来やれ」とか、エスプリの効いた見出しを見るだけでも楽しい。
その編集統括者 吉瀬拓雄さんにもお話をうかがいました。
「見出しは大事ですよ。見出しやリード文で読者に読む気になってもらわないと……」と「にっち」にも貴重なアドバイスをいただきました。

・ 「にっち」と協力関係にある「げんきKOBE]代表の副島茂さんもインタビューいたしました。「げんき」はシニアによるシニアのためのラジオ番組を制作しているグループです。
副島さんは、人と人を結びつけるのがとても上手なんです。「にっち」がどれほどその恩恵に浴していることか!

そして、関西在住の外国人にその国の料理を教えてもらっているグループや、銀行OBの卓球グループの紹介や、秋号も盛りだくさんの内容です。

10月5日頃にはジュンク堂書店等に並ぶ予定です。ぜひ、手にとって見てください。