ひょうごボランタリープラザから紹介を受けたと言って、
青年K氏が、姫路から事務所を訪ねてこられました。
この4月に姫路で発刊するフリーペーパー「古今往来」について、
参考意見を求めに来られたのでした。

彼はアウトドア同好会「萬」の代表。
名刺によると、貝掘りや素潜り、洞窟探検、古道探検を趣味とし、
篆刻では青少年センターで講師をつとめるほどの腕前。

その探検家の行動力と好奇心をまちづくりに結びつける第一歩として、
フリーペーパー発刊に結びつけたいそうです。
街中に忘れられたままになっている歴史を掘り起こし、
街づくりに結び付けていく、そんな意欲が感じられました。

「にっち倶楽部」も最初はWORDで作っていたんですよ、と言うと、
同じようにWORDを使って「古今往来」の創刊号を作ろうとされているK氏は、
ホッとされたようでした。
WORDを使って簡単な印刷物なら好きなように作れる、
素敵な時代になったものです。

そのK氏、本職は林業。
山を探検していて、森の荒廃にショックを受け、
何とかせねばと、家族の反対を押し切り、
教師の仕事をなげうって飛び込んだのだとか。

どのくらい私たちの活動が参考になるかわからないですが、
自分の子供と同じくらいの年齢の若者が、
地域に根付いた活動を模索し始める、素敵ですね。

ぜひ、協力し合っていきたいと励まされた感じです。