にっちと言えば、まずTさんのことが浮かぶくらいに、にっちと縁が深い方だった。 自分の思いを書き残しておきたいと、にっちにお手紙や投稿をして下さった。

Tさんのファイルが出来る頃には、どんどんと文章がお上手になられ、「いい文章でしたね。あんなご苦労されてたなんて知らなかった」等と言うと、「そう思てくれはる?わかってもらえて涙が出るくらい嬉しいの。ありがとう」と喜んで下さった。 投稿がにっちに載るのをいつも楽しみに待って下さっていた。

80歳を超えてから携帯メールを覚えて、「すこくうれしです」「なんとかやてます」等と、ひらがなの多い、濁点が所々抜けているメールもたくさん下さった。 からメールも時々あったけど、その後に「ごめんなさい。指が勝手に動いてしもて」。 あのお年で携帯メールを操作出来るなんて素晴らしいと尊敬していた。 まだ今でもTさんからメールが入ってきそうな気がする。大切な最高齢のメル友をなくし、寂しい限りだ。

Tさんのご冥福をお祈りいたします。