特別インタビューの二人目は、記録映画作家 羽田澄子さん。
『薄墨の桜』、『歌舞伎役者片岡仁左衛門』の作者と言えば、
おわかりでしょうか?
最近は高齢者福祉の問題に積極的に取り組まれ、
『安心して老いるために』『住民が選択した町の福祉』、
最近では在宅の終末期医療を取り上げた
『終りよければすべてよし』などの問題作を
次々に世に問うてこられました。
羽田さんの問題意識の根底にあるもがインタビューで
聞き出せたように思います。
羽田さんは羽仁もとこが創設した自由学園で学びました。
「感じた人は行動する責任がある」との羽仁もとこの言葉が、
羽田さんの行動指針になっているのがよくわかります。
この言葉、私たちもじっくり噛締めようと考えています。