2009年 新年を迎えて

明けましておめでとうございます

元旦に届いた皆様からの賀状を拝見しながら、
新年の挨拶を書いています。

昨年は29日に仕事納め、残り2日間で大掃除、正月の買い出し、
おせち作りです。
短期決戦に経験を重ねたはずが、ここ数年はどうも実力が低下し始めてきました。
原因は「物忘れ」。これに無駄な動きが拍車をかけているようです。

大晦日、いよいよ日も暮れ、年越し蕎麦の用意をはじめると、えび天がない!
いつもは手作りしていたのが、コープでアツアツのえび天に出会ったとたん、
パックに詰めてお買い上げー。
レジで「温かいものは別にします」と親切に小さなビニール袋に入れてくれました。
大きな荷物は持ち帰ったのですが、小さなビニール袋は
一体どこに置き忘れたのでしょう。
もう夕食時間、かけ蕎麦を出したら母と夫はどんな顔をするだろう……。
「もう一度えび天買いに行ってくるわ」と言う私に「なくてもええでぇ」の声はありません。
やっと30分後に無事年越し蕎麦を食べることができました。

そこで教訓
必ず手荷物1、手荷物2と、個数を点呼。

寒波到来と覚悟していた元旦の朝はよく晴れ、
清々しい一年の始まりとなりました。

賀状とともに淡路島から香り高い水仙と南天、
それと手作りのお餅が届いきました(右の写真)。
今年もこうして温かな皆様に支えられながら、6月には10周年をむかえます。

年とともに、いろんな力の衰えを感じる日々ですが、
にっち倶楽部だけはこつこつとまっとうな本をつくりたいと心を新たにしました。

本年も、みなさまには明るく楽しい日々が続きますよう心よりお祈りいたします。

 2009年1月  
 編集長 久野 幸子