2009年春号(Vol.54)の紹介 ④ 聞き書きボランティア

「西宮・KOBE聞き書きボランティアの会」
代表の吉本光一郎さんと副代表の井川芳枝さんも
事務所を訪ねて来てくださいました。

「聞き書き」というのは、
ある人が語り、伝えておきたいことを聞き出し、
語られた通りを、方言や言葉をそのままに、
文章に起こして冊子を作り、本人に渡すことをいいます。

たぶん、人生の終盤にさしかかった人ならば大方の人が、
誰かに伝えたい思いや、残したい言葉を持っているはずです。
「話を聞かせてください」と訪ねてきた人と話すことで、
自ら歩んできた人生を振り返ることにもなります。 
吉本さんや井川さんは、この「聞き書き」をボランティアでやっている方。
ホスピスや老人施設に住んでおられる高齢者の生きて来た道を聞き、
記録に残そうとしておられます。

今、にっちに、ホスピズでのチャプレン体験を連載されている
奥村益良さんの思いと通じるものでしょう。