「高齢者の文化を創ろうとしている」

5月15日放送のNHK『関西発 ラジオ深夜便
こころの時代に登場された岡本祐三先生が、
にっち倶楽部の活動に言及してくださり、
タイトルのような発言をされました。

実は10周年記念号に、ラジオ深夜便のアンカー、
西橋正泰さん(右の写真)にインタビューを申し込んだのですが、
依頼文と一緒に送ったバックナンバーにたまたま岡本先生の
エッセーが載っていて、西橋さんが昔取材したことを思い出して、
「こころの時代」への登場となったようです。

西橋さんが
「国際的に見て高齢者の生き方はどのような方向に向かっていますか?
その、社会的な支援体制はどうなっていますか?」との問いかけたのに対し、
「これまでは若者を巻き込んで、っていうのはあったけれど、
高齢者だけの輪を作っていこうとしているのは珍しい」と
にっち倶楽部への言及となったのです。

「高齢者の文化」と呼べるほどの大それた考えは
少しもないのですが、
これから進む方向を岡本先生の言葉が指し示して下さった気がします。

岡本先生といえば、介護保険の基礎を作るために、
厚生省の委員会に入り奮闘された方。
そんな方の言葉だけに、私たちには重く響きました。