秋号(VOL.56)の目玉は、
なんといっても、作家の田辺聖子さんが、
取材に応じて登場してくださったこと。
にっちのバックナンバーと、取材したい旨の思いを込めた
手紙を送ったところ、OKをいただきました。
「芦屋の雰囲気が出てる雑誌」とのお言葉もくださいました。
コロコロと鈴の鳴るような声で、たくさんお話くださいました。
ページの関係で記事から割愛せざるをえなかったのが、
残念でなりません。
先生の語られたことばのうち、私が最も気に入ったのは、
「私、人間ていろんな道を通って生きるけど、
どの道にも『この道抜けられます』って書いてあると思うの
神様はいつも抜け道を用意して下さっていると思う」
というものでした。
田辺さんへのインタビューが実現したのも、
きっと、神様が用意してくださった
「10年間、よくがんばったね」、
というご褒美なのでしょう。