秋号に登場いただいた百歳さんは早川富美さん。
ご主人が亡くなられてから
シルバーハウスで1人住まいをされています。
写真で見るように、
宝塚歌劇の男装の麗人を見るがごとく美しい方です。
早川さんはなんと、9人兄弟の長女(左から2人目が富美さん)。
幼いころから、兄弟の長として厳しくしつけられたそうです。
少子化の世の中ですが、
昔は、こういう大家族がけっこう在ったのですね。
「『今は、死ぬような気がしませんわ』
と満ち足りた微笑みの富美さん。
『私らも幸せですわ』と子供たち。
これが本当の親孝行、子孝行というのかもしれない」
と取材を結びました。
国民に少しも優しくない日本という社会で、
どのように老いてからの生活を送るか、
私たち、一人一人が考えていかねばならないでしょう。
民主党に政権が移って、
少しは高齢者にも目を向けて欲しいものです。