最新号(2010年夏号 Vol59)の紹介 ②

これ、何の写真だと思われますか?

実は、手拭なんです。

創業390年の老舗企業「永楽屋」さんの若き経営者、
14代目細辻伊兵衛さんが、
経営再建の切り札として、
当社が、明治のはじめ頃から昭和にかけて作っていた
手拭の図案を「京三条 町家手拭」として復活させました。

レトロなデザインが意外にモダンなのは、
一目瞭然。

染織や仕上げに現代の技術を使い、
実用にも十分耐えれるように仕上げたそうです。
マフラーに巻けば機能的な上に、とっても、お洒落でしょ。

最新号のカラーページには、
この「京三条 町家手拭」の紹介です。
松岡正剛がエバレット・ブラウンとの対談
『日本力』(PARCO出版)の中で、
「モダンレトロ」という言葉を使っています。
まさに、その言葉通りの印象を受けます。