今日も、橋本先生の授業に行ってきました。
さすがに、前回ほどの数ではありませんが、
何社かTVカメラが入っていました。
どこかで見たことがあるような、
ニュースキャスターも、何人か来ていました。
生徒たちから得た情報によると、
関西情報ネット『ten』のお兄さんだとか。
(ネットで調べてみると、読売TVの清水健という人?)
「抽選に当たって、この授業に君たちが出てくれているのも、
『奇跡の教室』の表紙写真に写ってくれたのも、
〝偶然〟といえば偶然ですね。
日本の諺では、
袖振り合うも他生(多生)の縁
と言いますね」
とのイントロから始まった
「他生(多生)」という仏教の言葉の説明。
時の流れに始まりはなく(無始)終わりもない(無終)。
ただ静かに流れている。
その悠久の時の流れの中に私は生まれ死ぬ。
私の一生であり、今生であり、現世である。
私の生には、両親の一生がありそのまた両親の一生があり、
無数の人々の生があった。これを前生、前世という。
さらに、私の子や孫たちの一生、後世、来世がある。
と、仏教的な時間を説いていきます。
橋本先生は、27年ぶりに灘校の生徒たちに授業する感激を、
「縁」という言葉で説明したかったのかもしれません。