『にっち倶楽部』秋号(VOL.68)に登場されたのは、
西宮の春本 幸さん。
明治42年生まれというから、
103歳になられます。
とってもお元気で、デイサービスに通う施設では、
「明治生まれの85歳」と言われているそう。
お医者さんにも、
「どこも悪くないから、もう来んでいい」と言われたようです。
子供のころは足が速くって、
運動会では文房具の賞品をたくさんもらって、
兄弟の学用品の足しにしていたとか…。
幸さんが傘寿を迎えるころ、
ご主人が経営していた会社の元従業員たちが、
同窓会(?)の開催を企画し、
何十年ぶりかで、再会したとか。
なんとその同窓会、
幸さんが97歳になるまで20年近く続いた、
と言うから驚きです。
工事に出かける従業員のお弁当を
幸さんは、毎朝、作っていたそうです。
まさに、同じ釜の飯を食べた絆の強さですね。
幸さんの苦労を苦労と思わないおおらかな気性とこの笑顔。
元従業員の人たちが同窓会を開きたくなった気持ちが、
伝わってくるようです。