住まいの相談受付団体の紹介 (2)

住まいの相談受付団体の紹介 第2弾です。

社会福祉法人河内長野市社会福祉協議会(河内長野市)
 木工ボランティアグループとしてお二人が活動され、障害者・高齢者の福祉用具製作や住宅改修を行っていましたが、既に第一線(第2の人生だったのですが)を退かれ、今は後を継がれる方もいらっしゃらないそうです。そのため、住まいに関する簡単な相談があっても社会福祉協議会では対応できなくなってしまいました。
 しかし、大きな住宅改修や住宅診断などに対応する建築士のボランティアが現れ、住まいに関するボランティア活動は途切れることがなさそうです。

社会福祉法人寝屋川市社会福祉協議会 日曜大工ボランティア『とんかちクラブ』(寝屋川市)
 社会福祉協議会の日曜大工講習会に参加された方が中心となり大工ボランティア団体として活動されていましたが、今春活動は中止されたそうです。会員の活動に対する考え方の違いがあったようです。
 この団体は、電球の取替や換気扇の掃除、網戸の張替え、簡単な修理などの余り専門性の問われない作業を行っていました。
 社会福祉協議会では、住まいに関する相談があっても対応できなくなり、安心して紹介できるNPOなどの団体があれば困っている人が助かるのにとおっしゃっていました。

特定非営利活動法人日本住宅管理協会(吹田市)
 建築士などの専門家が中心となり、欠陥住宅などのトラブル解決や建物診断を中心に活動しています。活動エリアは近畿一円で、大阪府の『住まいの評価・管理アドバイザー登録紹介制度』の指定団体になっています。
 住宅に関する相談窓口として活動し、相談内容に応じて専門家や業者を紹介します。最近の悪質リフォームや欠陥住宅のトラブル処理の増加により、フル活動の状態で、それでも全ての相談に応えられないそうです。