大阪市の北方に広がる千里丘陵で1960年にニュータウン開発が始まった同じ年に、神戸市と明石市の境で開発が始まった明石舞子団地(通称明舞団地)を見に行ってきました。
千里ニュータウンとよく似た風景が広がるなかにも、明石大橋や海峡の向こうに遠く淡路島が見える景色は、千里とは違った広がりのある風景でした。
少し縦長の楕円形に広がるニュータウンエリアの真ん中を突き抜ける幹線道を中心に5階建ての団地があり、周辺部に戸建住宅があります。
戸建住宅は築後40年ほどになりますが、建て替えられた住宅も多く、全体として余り古さを感じませんでした。
ここには1500戸の戸建住宅があるのですが、1戸当たりの敷地の広さは千里の半分程度で、そのためもあってか売買や賃貸がされやすいのかもしれません。空地や空家はほとんど見受けられませんでした。
だからと言って、千里の戸建エリアが今の半分の敷地になってしまったら千里のイメージは大きく変わり、千里ではなくなってしまうでしょう。