キャリア教育「中学生の中学生による中学生のための職業ガイドブック」。
いよいよ今年3校目のH中学校の授業が6日から始まりました。
今までは中学2年生の授業ばかりだったのですが、今回は初めての1年生。
しかも、授業時数が他の学校よりぐっと少ない、というちょっと今までにない条件となりました。
我が子も中学1年なので、なんとなくこんな感じかな〜、とは思いつつ、しかし、生徒の興味が持続できるような中身じゃないと、というわけで、指導案(授業のねらいや流れを書くもの)の作成も今までの倍以上の時間がかかりました。
いざ教室へ。
まだあどけない、でも小学6年生よりは大人びている生徒たち。
「うなずきながら話を聞こう」「拍手をしよう」「メモを取ろう」「少し大きめのつぶやきをしよう」という授業のルールにも一生懸命反応してくれ、授業をしているこっちも嬉しくなりました。
初回の授業は、一人暮らしで1ヶ月に必要な生活費から、フリーターよりも正社員の方がいいよね、という話も入れました。(この事業の目的がニート・フリーター対策なので)
1ヶ月の生活費を考えさせたら、
最低は1万(食費6千円、光熱費4千円)。
おいおい、テレビの番組じゃないんだから。
最高は100万円、なんと家賃が60万円。
六本木ヒルズに住むんかい!、とおもわずつこみ。
なりたい職業の第一位も「プロ野球選手」という、まだまだ夢の世界にいる子どもたちに、世の中のしくみを教えて行くのも、私たちの役目です。
by さ&たの点滴