1月31日日曜日
前回のブログにさ&たの天敵さんが書いていたとおり
朝から少し空模様が悪い中、
「ふくおかっ子応援団」フォーラムを開催しました。
この日は福岡県の「青少年非行防止」
シンボルマークコンクールの表彰式も行われ、
受賞された生徒さんたちも参加しての催しでした。
ちょっと驚いたのは、表彰を受けたお嬢さん(古い?)が、
うっすら?メイクをしていたこと(゜o゜)
身だしなみ?う〜ん、倍以上生きている私にはあまりわからないです(^_^;)
しかも、うちの子、男の子ばかりなもんで(笑)。
でも、いろいろな子どもたちが、このコンクールの制作活動に
取組んでくれたんだと考えると、これも成果の一つではないかと思います。
みんながんばりました
基調講演のNPO法人 ハートム理事長 初鹿野聡さんのお話しは
会場を笑いの渦に巻き込むほど。
「犯罪や非行の起こらないまちづくり」というテーマでお話しいただきましたが、
どの内容もとてもおもしろく、すーっと胸に落ちていく内容でした。
秀逸だったのが“レ・レ・レのおじさん作戦”のお話し(^^♪
(赤塚富士夫さんありがとう!?)
宮崎県の方だから言うわけではありませんが、
宮崎県知事がおっしゃる“どげんかせんといかん”のとおり、
「何かしなくては」と気付いた人が始めたらいいのだと。
そこで、初鹿野さんが毎日しているのが前述の“レ・レ・レのおじさん作戦”なのです。
おなじところに毎日立って、そうじをするだけです。
毎日通る人に、通る子どもたちに「おはようございます」と声掛けするだけです。
それでも毎日、毎日、見知らぬ大人が挨拶をすることで、
子どもたちにとっては、顔見知りの知っている大人になります。
毎朝、挨拶していると向こうからも進んで挨拶してくれます。
そこに、新たなコミュニケーションが生まれます。
初鹿野さんいわく
「レレレのおじさんはバカボンのパパにどんなイジワルされても、
次の日には笑ってまた掃除している。こんな素敵な人はいない!」
そうおっしゃっていました。
そんな大人が身近にいれば、道を外れるような子どももいないかもしれませんね。
それから、もうひとつ気になったのが、
学校や地域の中での子どもに対する間違った防犯教育について。
私たちのNPOでも、子ども向けの自主防犯意識をつけるためのワークショップをしますが、
まさに、そこを代弁していただいたような気持ちでお聞きしました。
子どもに対して不審者という説明を大人がどのようにしているのか?
子どもたちに聞いてみると「黒い服を来た人」「帽子をかぶった人」
「サングラスをかけた人」「マスクをした人」と4つの答えが返ってくるそうです。
大人に同じことを聞いたら、なかなか返事が返ってこないのに、
なぜ、こんなことになっているのでしょうね?
また、地域で防犯MAPを作るときにも、
不審者情報を入れるとなぜか、1箇所に集中していたそうです。
その理由は?「外国の方」「障がいのある方」がおられる地域だったのだそうです。
つまり、子どもたちは「自分とは違っている人」を、間違った認識で見ているということ。
でも、それは大人が植えつけた間違った情報や、先入観なのだと思います。
(PART2につづく)