電気クラゲ!?正体は「カツオノエボシ」

海水浴場でよく見る注意すべき生物を紹介します。

海面に浮いた青いビニール袋みたいな「カツオノエボシ」は、水中には数メートルにも達する長い触手がある無脊椎動物であるクラゲです。長い触手には魚などを捕らえて食べるための強烈な毒を備えた刺胞があり、人間にとっても毒が強く危険なクラゲです。刺されると激痛が走ることから「電気クラゲ」の異名があります。浜に打ち上げられても、刺胞が生きていて刺されることがあるので、触ってはいけませんよ。

和名  カツオノエボシ
学名  Physalia physalis
英語名  Portuguese man-of-war

もし刺されたら!
・すぐに海水で洗い流す。
・酢は絶対に使わない(刺胞が出てしまいます)。真水も好ましくない。
・痛みがあれば氷や冷水で冷やす。