■夏の予定、どーするっ??

ユニ育ライター こがにです♪

ゴールデンウィークを前に、どこへ行こうかと計画を立てている人も
たくさんいると思いますが。
ユニ育的に言えば、実はこの季節というのは、
夏休みに行われる障害児キャンプの募集がピークを迎えるシーズン。

例えば、日本肢体不自由児協会のサイトを覗いてみると・・・
●手足の不自由な子どものキャンプ
年齢別に7〜8人の子どもと複数のリーダーが生活の単位としてのグループをつくり、
楽しいプログラムを創造し、心のふれ合う関係の中で
他では得られない体験をすることができます

●高木記念山中キャンプ
4〜5人の子どものグループに、研修を重ねた大学生ボランティアがリーダーとして複数で担当。
比較的小規模であり、家庭的な雰囲気をもったキャンプです。

●フレンドシップキャンプ
山中湖の大自然に囲まれた「東京YMCA山中湖センター」にて、
肢体不自由児と健常児が共同生活を行う交流キャンプです。

管轄が「NPO法人朝日キャンプ」へと変わりましたが、
過去40年にわたって朝日新聞厚生文化事業団が主催していた朝日キャンプも
知的障害児・者を対象としたキャンプを、長く続けている団体の一つ。
(2008年の夏のキャンプの予定は、今の段階ではサイトに記載はありません)

また、この他にもさまざまな地域のNPO法人や社会福祉協議会などが
障害児者のためのキャンプを開催しています。
※小さなNPO法人だとすぐに募集がいっぱいになるので、私も把握しきれません〜!

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実はこうしたキャンプの多くは、ボランティアによって支えられているもの。
障害児のキャンプを長く開催している団体の多くは、
大学や専門学校から学生を呼びよせるパイプを持っているのがメリット。
何度も講習会などを繰り返し、ある程度障害児についてのノウハウを学んだ後
夏休みにキャンプを実施しています。

もちろん、こうした充実した研修を行ったボランティアの下でのキャンプは、
参加する障害児者にとっても安心できるものですが、
実は、こうした費用を参加する障害児者の参加費だけではまかなうことが難しく
実際にかかる費用は、支払う参加費の3倍以上かかることも珍しくありません。
そのためキャンプ費用の多くは、企業からの寄付金などでまかなっています。
私も10歳になる長男くんがまだ小さかった頃、
NHK「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートに行った時。
はじめて、NHK厚生文化事業団が肢体不自由児のキャンプを支援していることを知りました。

しか〜し!!!!!
こうしたキャンプのほとんどが、知的障害児や発達障害児。
また、肢体不自由児でも”医療的ケアのない子ども”が対象となっているものが、
ほとんどなんですよねぇ。
医師や看護師が同行する日本肢体不自由児協会のキャンプでさえ、
医療的ケアのある子供が単独で、しかもスムーズに参加できるものはありません。
まだまだ重症心身障害児と呼ばれる子どもたちが、自由にのびのびと
親元から離れて参加できるキャンプというのは、難しいのが現実です。
(我が家にとっては、ちょっと寂しい現実です)

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でも、キャンプや旅行があきらめきれない・・・というあなた!

大丈夫です。
東京都の場合、「東京都障害者休養ホーム事業」を利用すれば
全国にある提携施設の宿泊料金が、一部助成されます。

また家族が元気ならば、参加できる旅行ツアーも最近は増えてきました。
夏休みは、大手旅行代理店も「待ってました!」と張り切る季節。
「バリアフリー旅行センター」のあるクラブツーリズムのサイトには、
北海道から沖縄はもちろん、ハワイやグアムまで。
国内・海外旅行を問わず、個人・団体旅行などなど、幅広くプランを取り揃えています
これなら、車イスだからと旅行をあきらめることはありません。

あとは、夏のボーナスを待つだけ〜♪

ゴールデンウィークも過ぎれば、夏はすぐそこに!
さあ、そろそろ夏休みの計画を立てるとしようっと(^O^)/

★お読みいただき、ありがとうございました