崩しの方法③−重心維持−

相手は
じぶんの体に触れた瞬間、
相手の体の状態を感じ取り、
自分と相手の体がバランスよく立てる様
にしてから体を使い、力を伝える

そのとき
二人であれば、
その二人で1つの重心を持つ
どちらが押していようが、引いていようが関係ない

押すことも相手が支えるから成り立つ

その重心を変えないように体を使うと
相手に接触する変化を与えずに
投げることができる

この方法は
押したり引いたりするわけではないので、
相手を柔らかく崩すことができる

簡単な練習方法として

杖を使って行う

上の両端を持ち、上は体の前、水平に置き
螺旋上にまわして相手を巻き込み崩す

その次に

手のひらを合わせて崩す

この方法だと、杖を使うのに比べ
手のひら同士で動くため、
少し難しくなる